コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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ip igmp snooping fast-leave

VLANインタフェースで,IGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信した場合,すぐに該当ポートへのマルチキャスト通信を停止します。

[入力形式]

情報の設定
ip igmp snooping fast-leave

情報の削除
no ip igmp snooping fast-leave

[入力モード]

(config-if)

[パラメータ]

なし

[コマンド省略時の動作]

IGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信した場合,該当ポートに同一マルチキャストグループのメンバが存在しないことを確認して,マルチキャスト通信を停止します。よって,IGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信したあとも,確認処理の間(3秒間(デフォルト値))はマルチキャスト通信が継続します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドを設定してIGMP LeaveおよびIGMPv3 Report(離脱要求)を受信した場合,すぐに該当ポートへのマルチキャスト通信を停止します。そのため,該当ポートに同一マルチキャストグループに加入しているメンバが存在する場合,該当メンバへのマルチキャスト通信が一時的に停止します。この場合,該当メンバからのIGMP Report(加入要求)を再度受信することで,マルチキャスト通信は再開します。

[関連コマンド]

なし

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