コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

[目次][索引][前へ][次へ]


spanning-tree mst root priority

マルチプルスパニングツリーのMSTインスタンスごとのブリッジ優先度を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
spanning-tree mst <mst instance id list> root priority <priority>

情報の削除
no spanning-tree mst <mst instance id list> root priority

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<mst instance id list>
MSTインスタンスIDを設定します。一つのMSTインスタンスIDを設定できるほか,"-"(ハイフン),","(コンマ)を使用して複数のMSTインスタンスIDの一括設定もできます。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    0〜4095

<priority>
ブリッジ優先度を設定します。値が小さいほど優先度が高くなります。4096の倍数をブリッジ優先度として使用します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    0〜61440
  3. 本パラメータ使用時の注意事項
    ブリッジ優先度が変わることによって,トポロジ変更が発生する場合があります。

[コマンド省略時の動作]

ブリッジ優先度は32768で動作します。

Ring Protocolとの共存時には,0で動作します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

なし

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved, Copyright(C), 2005, 2012, ALAXALA Networks, Corp.