コンフィグレーションガイド Vol.2
本装置は,デフォルト動作としてイーサネットインタフェースがリンクアップまたはリンクダウンしたときに,SNMPトラップまたはインフォームを発行します。また,コンフィグレーションによって,イーサネットインタフェースごとに,リンクトラップの送信抑止を設定できます。例えば,サーバと接続する回線のように重要度の高い回線だけトラップまたはインフォームを送信し,そのほかの回線のリンクトラップの送信を抑止することで,本装置,ネットワーク,およびSNMPマネージャの不要な処理を削減できます。
- [設定のポイント]
- リンクトラップの設定内容はネットワーク全体の運用方針に従って決定します。
図22-31 リンクトラップの構成図
- ここでは,ポート0/1については,トラップまたはインフォームを送信するので,コンフィグレーションの設定は必要ありません。ポート0/12については,トラップまたはインフォームを送信しないように設定します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface gigabitethernet 0/12
(config-if)# no snmp trap link-status
リンクアップ/リンクダウン時にトラップまたはインフォームを送信しません。
- (config-if)# exit
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