コンフィグレーションガイド Vol.1

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11.1.7 ルーティングテーブルのエントリ数の配分パターンの設定

本装置では,装置の適用形態に合わせ,ルーティングテーブルのエントリ数の配分パターンを変更することができます。配分パターンはコンフィグレーションコマンドswrt_table_resourceのパラメータl3switch-1,l3switch-2,またはl3switch-3で指定します。

配分パターンごとのテーブルエントリ数を次の表に示します。

表11-6 配分パターンごとのテーブルエントリ数【AX3640S】

項目 配分パターンごとのテーブルエントリ数
l3switch-1 l3switch-2 l3switch-3
IPv4 ユニキャスト経路 12288 8192 1024
マルチキャスト経路 1024 256 16
ARP 5120 1024 128
IPv6 ユニキャスト経路 2048 5632
マルチキャスト経路 128 16
NDP 1024 1024

(凡例) −:該当なし

注※
ARPとマルチキャスト経路の併用時は,ARPとマルチキャスト経路を合わせて5120までとなります。

表11-7 配分パターンごとのテーブルエントリ数【AX3630S】

項目 配分パターンごとのテーブルエントリ数
l3switch-1 l3switch-2
IPv4 ユニキャスト経路 12288 8192
マルチキャスト経路 1024 256
ARP 3072 1024
IPv6 ユニキャスト経路 2048
マルチキャスト経路 128
NDP 1024

(凡例) −:該当なし


初期状態はl3switch-1で,IPv4のルーティングにリソースを割り当てる配分パターンになっています。IPv6のルーティングを併用する場合は,設定を変更してください。

なお,配分パターンとテーブルのエントリ数に関する情報は,運用コマンドshow systemで確認できます。

[設定のポイント]
本設定の変更を有効にするには,本装置の再起動が必要となるため,初期導入時に設定することをお勧めします。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# swrt_table_resource l3switch-2
    コンフィグレーションモードで,テーブルエントリ数の配分パターンをl3switch-2に設定します。
     
  2. (config)# save
    (config)# exit
    保存して,コンフィグレーションモードから装置管理者モードに移行します。
     
  3. # reload
    本装置を再起動します。
     

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