コンフィグレーションガイド Vol.1

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6.5.1 コンフィグレーションのバックアップ

運用コマンドcopyを使用することで,コンフィグレーションをリモートサーバや本装置上にバックアップすることができます。ただし,本装置にバックアップ用のコンフィグレーションファイルを格納する場合,スタートアップコンフィグレーションファイルの格納ディレクトリ(/config)は指定できません。バックアップ用のコンフィグレーションファイルはログインユーザのホームディレクトリに作成してください。

バックアップできるコンフィグレーションは,スタートアップコンフィグレーションとランニングコンフィグレーションの2種類です。運用中にコンフィグレーションを変更し保存していない場合は,スタートアップコンフィグレーションをバックアップしても,バックアップしたコンフィグレーションファイルの内容は運用中のコンフィグレーションと異なります。それぞれのバックアップ例を次の図に示します。

図6-18 スタートアップコンフィグレーションのバックアップ例

> enable
# copy startup-config ftp://staff@[2001:240:400::101]/backup.cnf
Configuration file copy to ftp://staff@[2001:240:400::101]/backup.cnf?
(y/n): y
 
Authentication for 2001:240:400::101.
User: staff
Password: xxx                              …1
transferring…
 
Data transfer succeeded.
#
 
  1. リモートサーバ上のユーザstaffのパスワードを入力します。

 

図6-19 ランニングコンフィグレーションのバックアップ例

> enable
# copy running-config ftp://staff@[2001:240:400::101]/backup.cnf
Configuration file copy to ftp://staff@[2001:240:400::101]/backup.cnf?
(y/n): y
 
Authentication for 2001:240:400::101.
User: staff
Password: xxx                              …1
transferring…
 
Data transfer succeeded.
#
 
  1. リモートサーバ上のユーザstaffのパスワードを入力します。

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