トラブルシューティングガイド
AX6600Sシリーズを正しく安全にお使いいただくために
- ●本マニュアルには,AX6600Sシリーズを安全にお使いいただくための注意点を記載しています。ご使用前に本マニュアルを最後までお読みください。
- ●本マニュアルはすぐ利用できるよう,お読みになったあとは取り出しやすいところに保管してください。
- ●操作は,本マニュアルの指示,手順に従って行ってください。
- ●装置および本マニュアルに表示されている注意事項は必ず守ってください。これを怠ると,人身上の傷害や装置の破損を引き起こすおそれがあります。
表示について
本マニュアルおよび装置への表示では,装置を安全に正しくお使いいただき,あなたやほかの人々への危害や財産への損害を未然に防止するために,次の表示をしています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
- この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が死亡または重傷を負う可能性があります。
- この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,人が傷害を負う可能性があります。
- この表示を無視して,誤った取り扱いをすると,装置の損傷または周囲の財物の損害を引き起こす可能性があります。
- この表示は,人身の安全や装置の損傷に関係しない補足説明であることを示しています。
操作や動作は
本マニュアルに記載されている以外の操作や動作は行わないでください。
装置について何か問題が発生した場合は,次の操作を行ったあと,保守員をお呼びください。
- AC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,コンセントから電源ケーブルを抜く。
- DC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,電源設備のブレーカをOFFにする。
自分自身でもご注意を
装置や本マニュアルに表示されている注意事項は十分検討されたものです。
それでも予測を超えた事態が起こることが考えられます。操作にあたっては指示に従うだけでなく,常に自分自身でも注意するようにしてください。
万一,異常が発生したときはすぐに装置の電源を切ってください。
- 万一,煙が出ている,変なにおいがするなどの異常が発生した場合や,装置の内部に異物や水などが入った場合は,以下の方法で装置の電源を切ってください。そのまま使用すると,火災・感電の原因となります。
- AC電源機構を搭載している装置では,装置の電源を切り,電源ケーブルをコンセントから抜いてください。
- DC電源機構を搭載している装置では,端子接続のため,装置の電源を切り,電源設備のブレーカをOFFにしてください。
不安定な場所に置かないでください。
- 装置を卓上に設置する場合,装置の荷重に十分に耐えられる作業机などの上に水平に設置してください。ぐらついた台の上や傾いたところなど,不安定な場所に置いた場合,落ちたり倒れたりして重傷を負うおそれがあります。
装置のカバーを外さないでください。
- 装置のカバーを外さないでください。感電の原因となります。
異物を入れないでください。
- 装置の入排気孔などから内部に金属類や燃えやすいものなどの異物を差し込んだり,落とし込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。
改造しないでください。
- 装置を改造しないでください。火災・感電の原因となります。
衝撃を与えないでください。
- 万一,装置を落としたり部品を破損したりした場合は,装置の電源を切り,電源ケーブルをコンセントから抜いて保守員にご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
装置の上に物を置かないでください。
- 装置の上に虫ピン,クリップなどの金属物や花びん,植木鉢など水の入った容器を置かないでください。中に入った場合,火災・感電の原因となります。
表示以外の電源で使用しないでください。
- 表示された電源電圧以外で使用しないでください。火災・感電の原因となります。
分電盤へ給電される電流容量は,ブレーカの動作電流より大きくなるようにしてください。
- 分電盤へ給電される電流容量は,ブレーカの動作電流より大きくなるようにしてください。分電盤への電流容量がブレーカの動作電流より小さいと,異常時にブレーカが動作せず,火災の原因となることがあります。
接地を取ってください。
- 本装置には,機器1台当り最大3.5mAの漏れ電流が流れます。AC電源に接続する場合は,必ず接地付きのコンセントを使用してください。接地を取らずに使用すると,感電の原因となるとともに,電気的雑音により,障害発生の原因となります。
- DC電源に接続する場合には,必ず接地端子を接続してください。接地を取らずに使用すると,感電の原因となるとともに,電気的雑音により障害発生の原因となります。
DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは教育を受けた技術者または保守員が行ってください。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しは教育を受けた技術者または保守員が行ってください。DC電源ケーブルでは端子接続を行います。そのため,DC電源ケーブルの取り扱いを誤ると,火災・感電の原因となります。
DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行う場合は,電源設備のブレーカをOFFにしてください。
- DC電源ケーブルの取り付け,取り外しを行う場合は,作業を行う前に電源設備のブレーカをOFFにしてください。電源設備のブレーカをONにしたまま作業を行うと,感電の原因となります。
DC電源ケーブルの0V端子および−48V端子には絶縁カバーを取り付けてください。
- DC電源ケーブルを使用する場合,0V端子および−48V端子には絶縁カバーを取り付けてください。絶縁カバーを取り付けないで使用すると,感電の原因となります。
DC電源を使用する場合,端子盤のカバーを取り外したままにしないでください。
- DC電源を使用する場合,電源ケーブルを取り付けたあとは端子盤のカバーを取り付けてください。端子盤のカバーを取り外したまま使用すると,感電の原因となります。
電圧測定端子に触れないでください。
- 電源機構には電圧測定用の端子を設けています。ただし,この端子は,工場出荷時の検査のために使用します。お客様はご使用にならないでください。また,電圧測定端子に虫ピン,クリップなどの先の細いものを差し込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。
装置本体の設置および運搬作業は,3人以上で行ってください。
- 装置本体の質量は下表のとおりです。設置および運搬作業は,3人以上で行ってください。3人に満たない人数で作業を行った場合,落下・転倒などにより,重傷を負うおそれがあります。
モデル 質量 運搬人数 AX6604S 45kg 3人以上 AX6608S 64kg なお,装置本体には以下のラベルを貼り付けています。
電源ケーブルを大切にしてください。
- 電源ケーブルの上に重いものを乗せたり,引っ張ったり,折り曲げたり,加工したりしないでください。電源ケーブルが傷ついて,火災・感電の原因となります。ケーブルの上を敷きものなどで覆うことにより,それに気づかないで重い物を乗せてしまうことがあります。
- 電源ケーブルは付属または指定のものを使用してください。それ以外のものを使用すると,火災・感電の原因となります。また,付属の電源ケーブルを本製品以外で使用しないでください。本製品以外で使用した場合,火災・感電の原因となります。
- 電源ケーブルが傷んだら(芯線の露出,断線など)保守員に交換をご依頼ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
- 電源プラグはほこりが付着していないことを確認し,がたつきのないように刃の根元まで確実に差し込んでください。ほこりが付着したり接続が不完全だったりする場合,火災・感電の原因となります。
タコ足配線はしないでください。
- 同じコンセントに多数の電源プラグを接続するタコ足配線はしないでください。タコ足配線は,火災の原因となるとともに,電力使用量がオーバーしてブレーカが落ち,ほかの機器にも影響を及ぼします。
電源を切断する場合は,本装置のすべての電源スイッチまたはブレーカをOFFにしてください。
- 本装置には複数の入力電源が供給されています。電源を切断する場合は,本装置のすべての電源スイッチ(AC電源機構を搭載している場合)またはブレーカ(DC電源機構を搭載している場合)をOFFにしてください。なお,装置本体には以下のラベルを貼り付けています。
増設および交換作業は教育を受けた技術者または保守員が行ってください。
- オプション機構の増設,交換作業は教育を受けた技術者または保守員が行ってください。電源機構の増設および交換では,電源ケーブルの取り付け,取り外しを行います。上記以外の方が作業を行って誤った取り扱いをすると,火災・感電・装置故障の原因となります。また,その他のオプション機構の場合も誤った取り扱いをすると,けが・装置故障の原因となります。
制御スイッチング機構のスイッチを押す場合,先の折れやすいものや,虫ピン,クリップなど,中に入って取り出せなくなるようなものは使用しないでください。
- 制御スイッチング機構の正面パネルのスイッチを押す場合,先の折れやすいものや,虫ピン,クリップなど,中に入って取り出せなくなるようなものは使用しないでください。火災・感電の原因となります。
電源機構の増設および交換を行う場合は電源ケーブルを取り外してください。
- 電源機構の増設,交換を行う場合は,交換する電源機構から電源ケーブルを取り外してください。電源ケーブルを接続していると,電源スイッチをOFFにしていても一部の回路に通電しています。そのため,電源ケーブルを取り付けたまま電源機構の増設,交換を行うと,火災・感電の原因となります。
エアダスターを火気の近くで使用しないでください。
- 光コネクタの清掃時,可燃性ガスのエアダスターを使用する場合は,火気の近くで使用しないでください。火災の原因となります。
湿気やほこりの多いところに置かないでください。
- 湿気やほこりの多い場所に置かないでください。火災・感電の原因となることがあります。
- 低温から高温の場所など温度差が大きい場所へ移動させた場合,表面や内部で結露することがあり,そのまま使用すると火災・感電の原因となります。そのままその場所で数時間放置してから使用してください。
装置を積み重ねないでください。
- 装置を積み重ねないでください。装置を破損するおそれがあります。また,バランスが崩れて倒れたり,落下してけがの原因となったりすることがあります。
乗ったり,よりかかったり,物を置いたりしないでください。
- 装置に乗ったり,よりかかったり,物を置いたりしないでください。装置を破損するおそれがあります。また,バランスが崩れて倒れたり,落下してけがの原因となったりすることがあります。
ラックに取り付ける場合は,装置本体の荷重を支える金具を使用してください。
- 本装置のラック取り付け金具は,本体をラックに固定するためのもので,荷重を支えるためのものではありません。次のどれかの金具を使用してください。
- AX6604S:ガイドレール,棚,サポートブラケット
- AX6608S:ガイドレール,棚
なお,ガイドレール,棚を使用する場合は,ラック付属のもので,装置本体(オプション機構最大搭載時)の荷重を支えることのできるものを使用してください。
サポートブラケットはAX6604S以外の装置に使用しないでください。
- サポートブラケットはAX6604Sにだけ対応しています。AX6604S以外には使用しないでください。AX6604S以外の装置に使用した場合,落下・転倒などにより,けがの原因となります。
サポートブラケットを使用する場合は注意してください。
- サポートブラケットを使用して装置をラックに搭載する場合,装置前後を支えながら水平に搭載し,ネジを締め終わるまで支えてください。装置が傾くと,落下・転倒などにより,けがの原因となります。また,同じラックに搭載されている他の機器を破損させるおそれがあります。
- サポートブラケットを使用して装置をラックに搭載する場合,ラック取り付け金具とサポートブラケットだけで装置本体の荷重を支えます。ラック取り付け金具とサポートブラケットのネジはしっかりと締めてください。
入排気孔をふさがないでください。
- 装置の入排気孔をふさがないでください。入排気孔をふさぐと内部に熱がこもり,火災の原因となることがあります。入排気孔から70mm以上スペースをあけてください。
髪の毛や物を装置の入排気孔に近づけないでください。
- 装置には冷却用のファンユニットを搭載しています。入排気孔の近くに物を近づけないでください。内部の温度上昇により,故障の原因となるおそれがあります。また,入排気孔の近くに髪の毛や物を近づけないでください。巻き込まれてけがの原因となることがあります。
移動させる場合はオプション機構の取っ手を持たないでください。
- 移動させる場合は,ファンユニットの取っ手や電源機構の取っ手を持たないでください。取っ手が外れて装置が落下し,けがの原因となることがあります。また,ファンユニットや電源機構が変形したりして,火災・感電の原因となることがあります。
移動させる場合はケーブルを取り外してください。
- 移動させる場合は装置の電源を切り,すべてのケーブル類を装置から外してから行ってください。装置やケーブルが変形したり,傷ついたりして,火災・感電の原因となることがあります。
オプション機構を落とさないでください。
- オプション機構を落とさないように取り扱ってください。落とすとけがの原因となることがあります。
- DC電源機構は質量5.6kg,奥行き163mmです。装置から取り外すときは,電源機構本体を持ってしっかり支えてください。不用意に引き出すと,落下してけがの原因となることがあります。DC電源機構には以下のラベルを貼り付けています。
装置の内部に手を触れないでください。
- 装置内部に不用意に手を入れないでください。機構部などでけがの原因となることがあります。
制御スイッチング機構,ネットワークインタフェース機構を取り外すときには高温に注意してください。
- 制御スイッチング機構,ネットワークインタフェース機構の搭載部品は高温になっている場合があります。搭載部品に手を触れないでください。火傷の原因となります。
ファンユニットを取り外す場合,回転しているファンに手を近づけないでください。
- ファンユニットを取り外した直後はファンが回転していることがあります。ファンが回転している間は,手や指を近づけないでください。けがの原因となります。ファンユニットには以下のラベルを貼り付けています。
電源ケーブルを粗雑に扱わないでください。
- 電源ケーブルを熱器具に近づけないでください。ケーブルの被覆がとけて,火災・感電の原因となることがあります。
- 電源ケーブルをコンセントに差し込むとき,または抜くときは電源ケーブルのプラグ部分を持って行ってください。ケーブルを引っ張ると断線の原因となります。
金属アレルギーの方は,直接触らないでください。
- 本装置には,亜鉛,ニッケル,金などのメッキが施されています。これらの金属に対してアレルギーの反応を示す方は,機器に直接触らないでください。湿疹,かぶれの原因となることがあります。
レーザー光に注意してください。
- 下記の表示があるネットワークインタフェース機構ではレーザー光を使用しています。光送受信部を直接のぞかないでください。
SFP-T動作中および動作停止直後は手を触れないでください。
- SFP-T動作中(リンク確立中)の温度は,最高65℃になります。動作中および動作停止直後は手を触れないでください。やけどの原因となります。
- なお,SFP-Tを取り外す場合は次の手順に従ってください。次の手順に従わないと,やけどの原因となります。
- 装置の電源を入れたままで取り外す場合は,inactivateコマンドを実行してから5分後に取り外す。
- 装置の電源を切断して取り外す場合は,電源を切断してから5分後に取り外す。
- SFP-Tには以下のラベルを貼り付けています。
リチウム電池
- 本装置には,リアルタイムクロック用にリチウム電池を搭載しています。リチウム電池の取り扱いを誤ると,発熱・破裂・発火などでけがをしたり,火災の原因となったりします。装置からの取り外し,分解,100℃以上の加熱,焼却,水に濡らすなどの取り扱いはしないでください。
清掃について
- 装置および装置周辺のほこりは,定期的に清掃してください。装置停止の原因となるだけでなく火災・感電の原因となることがあります。
ソフトウェアアップデート中(ppupdateコマンド実行中)は装置の電源を切断しないでください。
- ppupdateコマンドを実行すると,装置が自動的に再起動を行います。再起動中(制御スイッチング機構のSTATUS LEDが緑点滅から緑点灯に変わるまで)は装置の電源を切断しないでください。装置が故障するおそれがあります。
メモリカードの取り扱いに注意してください。
- メモリカードを取り付ける場合は,メモリカードを強く押したり,指ではじいたりしないでください。また,取り外す場合は,ロックが掛かった状態で無理に引っ張り出さないでください。メモリカードスロットのコネクタ部が破損するおそれがあります。
- 装置本体を移動させる場合は,メモリカードを取り外してください。移動中にメモリカードに無理な力が加わると,メモリカードスロットのコネクタ部が破損するおそれがあります。
ACC LED点灯中は,メモリカードを取り外したり,電源を切断したりしないでください。
- 制御スイッチング機構のACC LED点灯中はメモリカードにアクセス中です。アクセス中はメモリカードを取り外したり,電源を切断したりしないでください。メモリカードを破損するおそれがあります。また,一部のコマンドでは,コマンド入力後,メモリカードへのアクセスが終了するまでにしばらく時間がかかります。アクセスが終了したことを確認の上,メモリカードの取り外しや電源の切断を行ってください。
トランシーバにラベルなどを貼り付けたりしないでください。
- トランシーバには,メーカおよび弊社の標準品であることを示すラベルを貼り付けています。ただし,このラベルを貼り付けているのは,トランシーバの放熱や,ケージからの抜けを防止する機構の妨げにならない部分です。放熱や抜け防止機構の妨げになる所にラベルなどを貼り付けると,トランシーバが故障したり,ネットワークインタフェース機構を破損したりするおそれがあります。
電源設備は,突入電流による電圧低下が起きないよう考慮してください。
- 本装置の電源を投入すると突入電流が流れます。突入電流により,電源設備の電圧低下が起きないように考慮してください。電圧低下が起きると,本装置だけでなく,同じ電源設備に接続されたほかの機器にも影響を及ぼします。
電源ケーブルの取り付け,取り外しを行う場合は,電源スイッチをOFFにしてください。
- 電源ケーブルの取り付け,取り外しを行う場合は,取り付け,取り外しを行う電源機構のスイッチをOFFにしてください。
装置の電源を入れたままでファンユニットを交換する場合,制限時間を守ってください。
- 装置の電源を入れたままでファンユニットを交換する場合,ファンユニットを取り外してから取り付けるまでを1分以内で行ってください。この時間を超えると,装置内部の温度上昇により,他の機構にも影響を及ぼすことがあります。
装置およびオプション機構の持ち運び,梱包などを行う場合は,静電気防止用のリストストラップを使用してください。
- 静電気防止用リストストラップを使用してください。静電気防止用リストストラップを使用しないで取り扱った場合,静電気により機器を損傷することがあります。
オプション機構を撤去する場合,ブランクパネルを取り付けてください。
- オプション機構を撤去する場合,ブランクパネルを取り付けてください。ブランクパネルを取り付けずにそのまま使用すると,装置のエアフローが確保できなくなります。エアフローが確保できなくなると,装置内部の温度上昇により,障害発生の原因となります。
オプション機構を取り付けるときは注意してください。
- オプション機構を取り付けるときは,次の手順に従ってください。次の手順に従わないと,障害発生や装置故障の原因となることがあります。
- レバーを図のように開く。
- レバーを持ちながら,レバーが装置に接触するところまでゆっくりと押し込む。
- レバーを使用して奥まで挿入する。なお,レバーを動かすときには,無理な力を加えずにゆっくりと(1秒以上)動かす。
オプション機構の取り外しは,ネジを完全に緩めてから行ってください。
- 制御スイッチング機構,ネットワークインタフェース機構の取り外しにはレバーを使用します。ネジを完全に緩めていないと,レバーを開いたときにオプション機構を破損するおそれがあります。
オプション機構の持ち運び,梱包の際は取り扱いに注意してください。
- 制御スイッチング機構,ネットワークインタフェース機構,メモリカード,トランシーバ,および電源機構などのオプション機構の持ち運び,梱包の際は,搭載部品やはんだ面には手を触れないでください。また,保管する場合は静電防止袋の中に入れてください。
高温になるところに置かないでください。
- 直射日光が当たる場所やストーブのような熱器具の近くに置くと,部品に悪い影響を与えるので注意してください。
テレビやラジオを近づけないでください。
- テレビやラジオなどを隣接して設置した場合,お互いに悪影響を及ぼすことがあります。テレビやラジオに雑音が入った場合は次のようにしてください。
- テレビやラジオからできるだけ離す。
- テレビやラジオのアンテナの向きを変える。
- コンセントを別々にする。
硫化水素の発生するところや,塩分の多いところに置かないでください。
- 温泉地などの硫化水素の発生するところや,海岸などの塩分の多いところでお使いになると,本装置の寿命が短くなるおそれがあります。
エアダスターの取り扱いに注意してください。
- エアダスターは光コネクタ清掃用のものを使用してください。光コネクタ清掃用以外のものを使用すると,フェルール端面を汚すおそれがあります。
- フェルール端面にエアダスターのノズルや容器が触れないようにしてください。故障の原因となります。
光コネクタクリーナーの取り扱いに注意してください。
- 光コネクタクリーナーは専用のものを使用してください。専用以外のものを使用すると,フェルール端面を汚すおそれがあります。
- 清掃を行う前に,光コネクタクリーナーの先端部分を点検して,布破れ,汚れ,異物付着等の異常がないことを確認してください。先端部分に異常があるものを使用すると,フェルール端面を傷つけるおそれがあります。
- 清掃するとき,過剰な力で押し付けないでください。フェルール端面を傷つけるおそれがあります。
- 光コネクタクリーナー(スティックタイプ)の回転は時計方向のみとしてください。時計方向・反時計方向への相互回転しながら使用すると,フェルール端面を傷つけるおそれがあります。
お手入れのときは
- 装置外装の汚れは,乾いたきれいな布,または布に水か中性洗剤を含ませてかたく絞ったもので,汚れた部分を拭いてください。ベンジンやシンナーなどの揮発性の有機溶剤や薬品,化学ぞうきん,殺虫剤は,変形・変色および故障の原因となることがあるので使用しないでください。
長時間ご使用にならないとき
- 長期間の休みや旅行などで長時間装置をご使用にならないときは,安全のため電源ケーブルをコンセントから抜いてください。DC電源を使用している場合には,電源設備側のブレーカをOFFにしてください。
本装置の廃棄について
- 本装置を廃棄する場合は,地方自治体の条例または規則に従って廃棄するか,地域の廃棄処理施設にお問い合わせください。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2005, 2012, ALAXALA Networks, Corp.