運用コマンドレファレンス

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show loop-detection logging

L2ループ検知フレームの受信ログ情報を表示します。

ループしたL2検知フレームが,どのポートから送信され,どのポートで受信したかを確認できます。最新の受信フレームログを,受信時間の降順で1000フレーム分表示します。ただし,廃棄したフレームは表示しません。

[入力形式]

show loop-detection logging

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[実行例]

L2ループ検知フレームの受信ログ情報を表示します。

図35-3 L2ループ検知フレームの受信ログ情報の表示

> show loop-detection logging
Date 2008/04/21 12:10:10 UTC
2008/04/21 12:10:10  0/1    Source: 0/3    Vlan: 4090  Inactive
2008/04/21 12:10:09  0/1    Source: 0/3    Vlan: 1
2008/04/21 12:10:08  0/1    Source: 0/3    Vlan: 4090
2008/04/21 12:10:07  0/3    Source: 0/1    Vlan: 4090
2008/04/21 12:10:06  0/3    Source: 0/1    Vlan: 4090
2008/04/20 05:10:10  CH:32  Source: CH:32  Vlan: 4090  Uplink Inactive
2008/04/10 04:10:10  0/20   Source: CH:32  Vlan: 4090
2008/03/21 03:10:10  0/20   Source: 0/12   Vlan: 4095
2008/03/21 02:12:50  0/20   Source: 0/12   Vlan: 4095
2008/03/21 02:12:10  0/20   Source: 0/12   Vlan: 4095
2008/03/21 02:12:09  0/20   Source: 0/12   Vlan: 12
2007/09/05 20:00:00  CH:32  Source: 0/12   Vlan: 12    Uplink
2007/09/05 00:00:00  CH:32  Source: 0/12   Vlan: 12    Uplink
>

[表示説明]

表35-5 L2ループ検知フレームの受信ログ情報の表示項目

表示項目 意味 表示詳細情報
yyyy/mm/dd hh:mm:ss L2ループ検知フレーム受信時刻 年/月/日 時:分:秒
<nif no.>/<port no.> ポート番号 L2ループ検知フレームの受信ポート番号を表示します。
CH:<channel-group-number> チャネルグループ番号 L2ループ検知フレームの受信チャネルグループ番号を表示します。
Source L2ループ検知フレームの送信ポート番号 L2ループ検知フレームの送信ポート番号を表示します。
<nif no.>/<port no.>:ポート番号
CH:<channel-group-number>:チャネルグループ番号
Vlan VLAN ID L2ループ検知フレーム送信時のVLAN IDを表示します。
Uplink アップリンクポート アップリンクポートで受信したことを表します。
Inactive inactive状態に遷移 inactive状態に遷移したことを表します。

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表35-6 show loop-detection loggingコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。
Connection failed to L2 Loop Detection program. L2ループ検知プログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。
L2 Loop Detection is not configured. L2ループ検知が設定されていないか,または機能が有効になっていません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

なし

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