コンフィグレーションコマンドレファレンス
クライアントがリース時間を指定してIPアドレスを要求した際に,許容する最大リース時間を指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- max-lease {<time day> [<time hour> [<time min> [<time sec>] ] ] | infinite}
- 情報の削除
- no max-lease
[入力モード]
(dhcp-config)
[パラメータ]
- {<time day> [<time hour> [<time min> [<time sec>] ] ] | infinite}
- 日,時間,分,秒の単位で時間を指定することによって,クライアントから時間の指定があった場合の最大リース時間を設定します。本情報の設定がない場合は,デフォルトリース時間と同じ値になります。また,<time day>/<time hour>/<time min>/<time sec>の合計値が10秒未満の場合は設定できません。10(秒)〜365(日)の間で設定してください。
- <time day>
- リース時間を日単位に指定します。
- 値の設定範囲
0〜365
- <time hour>
- リース時間を時間単位に指定します。
- 値の設定範囲
0〜23
- <time min>
- リース時間を分単位に指定します。
- 値の設定範囲
0〜59
- <time sec>
- リース時間を秒単位に指定します。
- 値の設定範囲
0〜59
- infinite
- リース時間を無制限に指定します。
[コマンド省略時の動作]
最大リース時間はleaseコマンドで設定した時間となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 固定IPアドレス設定を行った場合は,クライアントは標準で24時間の最大リース時間を持ちます。また,その固定IPアドレスと同じサブネットのnetwork設定を行ったDHCPアドレスプールが在る場合は,そのプールの最大リース時間が優先されます。
- 固定IPアドレス設定を行っているDHCPアドレスプール情報ではmax-leaseコマンドは無視されます。
- リース時間を短くした場合,クライアントは頻繁にリースの更新を行うため,短期間しか使用されない一時的なIPアドレスなどの限定した用途以外では,リース時間を極端に短くしないでください。また,短いリース時間でもクライアントが動作可能なことを確認してください。
[関連コマンド]
なし
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