コンフィグレーションコマンドレファレンス

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flush-request-transmit vlan

リングの障害発生/復旧時に,隣接するリング構成の装置のMACアドレステーブルをクリアするため,隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信する設定をします。

本設定を行う場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1 22.1.11 隣接リング用フラッシュ制御フレームの送信設定」を参照してください。

[入力形式]

情報の設定・変更
flush-request-transmit vlan <vlan id>

情報の削除
no flush-request-transmit vlan

[入力モード]

(config-axrp)

[パラメータ]

<vlan id>
隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信するVLANのVLAN IDを指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません。
  2. 値の設定範囲
    パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

隣接するリング構成の装置に対して,隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信しません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドはマスタノードに設定してください。トランジットノードに指定しても本機能は有効になりません。
  2. VLAN IDにはVLANマッピングで指定したVLAN IDを設定してください。
    また,このVLAN IDは,隣接リング用フラッシュ制御フレームの送信専用として,データ転送には使用しないでください。

[関連コマンド]

vlan

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