コンフィグレーションコマンドレファレンス

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spanning-tree link-type

該当ポートのリンクタイプを設定します。本コマンドは,すべてのスパニングツリー(PVST+,シングルスパニングツリー,マルチプルスパニングツリー)の該当ポートに適用します。spanning-tree modeコマンドでrapid-pvstまたはmstを設定した場合,およびspanning-tree vlan modeコマンドでrapid-pvstを設定した場合,高速トポロジ変更をするには,ブリッジ間接続がPoint-to-Pointでなければなりません。spanning-tree single modeコマンドでrapid-stpを設定した場合,高速トポロジ変更をするには,ブリッジ間接続がPoint-to-Pointでなければなりません。

[入力形式]

情報の設定・変更
spanning-tree link-type { point-to-point | shared }

情報の削除
no spanning-tree link-type

[入力モード]

(config-if)

[パラメータ]

{ point-to-point | shared }
point-to-pointを設定した場合,リンクタイプにPoint-to-Point接続を適用します。sharedを設定した場合,リンクタイプにshared接続を適用します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    point-to-pointまたはshared

[コマンド省略時の動作]

全二重ポートの場合はpoint-to-point,半二重ポートの場合はsharedとして動作します。

Ring Protocolとの共存時に設定する仮想リンクには,point-to-pointを適用します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. point-to-pointを設定した場合,STP互換モードの自動復旧機能が動作します。sharedを設定した場合,STP互換モードの自動復旧機能は動作しません。
  2. Ring Protocolとの共存時に設定する仮想リンクには適用しません。

[関連コマンド]

spanning-tree mode

spanning-tree vlan mode

spanning-tree single mode

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