コンフィグレーションコマンドレファレンス

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channel-group mode

リンクアグリゲーションのチャネルグループを作成します。

[入力形式]

情報の設定
channel-group <channel group number> mode { on | { active | passive } }

情報の変更
channel-group <channel group number> mode { active | passive }

情報の削除
no channel-group

[入力モード]

(config-if)

[パラメータ]

<channel group number>
リンクアグリゲーションのチャネルグループ番号を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    パラメータに指定できる値」を参照してください。

mode { on | { active | passive } }
リンクアグリゲーションのモードを指定します。

on
スタティックにリンクアグリゲーションを行います。

active
LACPによるリンクアグリゲーションを行い,相手装置に関係なく常にLACPDUを送信します。

passive
LACPによるリンクアグリゲーションを行い,相手装置からLACPDUを受信した場合だけLACPDU送信を開始します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    on,active,またはpassive

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

運用中のポートに指定した場合,いったん通信断となります。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. スタティックなリンクアグリゲーションからLACPによるリンクアグリゲーションへの変更,またはLACPによるリンクアグリゲーションからスタティックなリンクアグリゲーションへ変更をする場合,いったん本コマンドを削除してから,再度modeを変更して設定してください。
  2. channel-group modeを設定すると,指定チャネルグループ番号によるport-channelの設定を自動生成します。すでにport-channelの設定が存在する場合は何もしません。
  3. 本コマンドの設定時に,すでに指定チャネルグループ番号によるport-channelの設定が存在する場合は,当該インタフェースと指定チャネルグループ番号のポートチャネルインタフェースで共通なコンフィグレーションコマンドは設定を同じにするか,または当該インタフェースには,共通なコンフィグレーションコマンドを何も設定していない必要があります。詳細については,「コンフィグレーションガイド Vol.1 15.2.4 ポートチャネルインタフェースの設定」を参照してください。
  4. 本コマンドを削除する場合,当該インタフェースにshutdownコマンドを実行後,削除してください。
  5. 本コマンドを削除しても,port-channelコンフィグレーションは削除されません(チャネルグループ内のすべてのポートを削除してもport-channelコンフィグレーションは削除されません)。チャネルグループを削除する場合,手動でport-channelコンフィグレーションを削除する必要があります。

[関連コマンド]

interface gigabitethernet

interface tengigabitethernet

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