コンフィグレーションガイド Vol.2

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21.2.6 リンクトラップの抑止

本装置は,デフォルト動作としてイーサネットインタフェースがリンクアップまたはリンクダウンしたときに,SNMPトラップを発行します。また,コンフィグレーションによって,イーサネットインタフェースごとに,リンクトラップの送信抑止を設定できます。例えば,サーバと接続する回線のように重要度の高い回線だけトラップを送信し,そのほかの回線のリンクトラップの送信を抑止することで,本装置,ネットワーク,およびSNMPマネージャの不要な処理を削減できます。

[設定のポイント]
リンクトラップの設定内容はネットワーク全体の運用方針に従って決定します。

図21-28 リンクトラップの構成図

[図データ]
ここでは,ポート0/1については,トラップを送信するので,コンフィグレーションの設定は必要ありません。ポート0/12については,トラップを送信しないように設定します。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# interface gigabitethernet 0/12
    (config-if)# no snmp trap link-status
    リンクアップ/リンクダウン時にトラップを送信しません。
     
  2. (config-if)# exit
     

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