運用コマンドレファレンス Vol.2

show bridge traffic

［機能］

ブリッジの各種統計情報を表示します。

［入力形式］

show bridge traffic [interface <Name>]

［パラメータ］

省略

全インタフェースの統計情報を表示します。

interface <Name>

指定インタフェースの統計情報を表示します。

［使用者レベル］

一般ユーザ

［実行例］

全インタフェースの統計情報を表示します。

図9-5　ブリッジ統計情報表示

> show bridge traffic
InterfaceName
 Nif/Line Receive     Send      Discards  MTUExceed   Learned    Bridge off
Department1
 01/01 4294967295  4294967295  4294967295 4294967295 4294967295  4294967295
      (4294967285)(4294967295)(4294967295)          (4294967295)(4294967295)
Department2
 01/02       1234        1234      123456         12        123          12
      (    123456)(    123456)(  12345678)          (     12345)(      1234)
Department3
 01/03     123456      123456      123456        123     123456           1
      (  12345678)(   1234578)(  12345678)          (   1234567)(       123)
>
 

指定インタフェースの統計情報を表示します。

図9-6　ブリッジ統計情報表示

> show bridge traffic interface Department1
 Nif/Line Receive    Send      Discards   MTUExceed  Learned     Bridge off
 InterfaceName
 Department1
 01/01 4294967295  4294967295  4294967295 4294967295 4294967295  4294967295
      (4294967285)(4294967295)(4294967295)          (4294967295)(4294967295)
>
 

［表示説明］

表示項目	意味	表示詳細情報
Nif/Line	Nif番号／Line番号	−
Receive	受信フレーム数。	−
Send	送信フレーム数。	−
Discards	廃棄フレーム数。（注）	−
MTUExceed	MTU長オーバー廃棄フレーム数	−
Learned	FDB登録廃棄回数	−
Bridge off	ブリッジ定義なしによるフレーム廃棄回数	−

• 表示数値の（ ）内はトータルのバイト数を示します。ただし，MTUExceedについてはバイト数は収集しません。
  （注）廃棄の対象は以下のとおりです。
  
  • FDB/拡張FDBによるフィルタリング。
  • インタフェース状態が非フォワーディング。
  • 非サポートフレーム

［ユーザ通信への影響］

なし

［応答メッセージ］

メッセージ	内容
show: Can't execute this sub-command.	記載以外の理由でコマンドが正常に実行されませんでした（RPが障害中など）。
show: No enough memory.	コマンドを実行するための十分なメモリがありません。
show: No such interface -- <Interface Name>.	指定したインタフェース名は定義されていません。
show: Socket error.	ソケット関連でエラーが発生しました。

［注意事項］

ISDN回線の場合，”Nif/Line”は表示しません（”−−”で表示されます）。

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