運用コマンドレファレンス Vol.2
[機能]
NEB100-1TCの優先度キュー毎の統計情報を0クリアします。NIF,Line,VLAN ID,Tag-VLAN連携回線情報を指定し,該当インタフェースの統計情報を0クリアします。クリアされる項目は,出力優先度キュー(デフォルトキューを含む)の送信キューに積んだパケット数・バイト数,廃棄パケット数・バイト数,コマンド入力時の出力優先度キュー長,最大出力優先度キュー長です。
[入力形式]
- NIF指定(*1)
clear vll nif <NIF No.>
- Line指定(*1)
clear vll nif <NIF No.> line <Line No.>
- VLAN ID指定(*1)
clear vll nif <NIF No.> line <Line No.> vlan <VLAN ID>
- Tag-VLAN連携回線名指定(*1)
clear vll <VLAN Name>
- (*1) 指定できるのは,NEB100-1TCの場合だけです。
[パラメータ]
- nif <NIF No.>
- NIF番号を指定します。指定できるNIF番号の値の範囲は,「運用コマンドレファレンス Vol.1 1.3(3) [パラメータ]」を参照してください。
- line <Line No.>
- Line番号を指定します。指定できるLine番号の値の範囲は,「運用コマンドレファレンス Vol.1 1.3(3) [パラメータ]」を参照してください。
- vlan <VLAN ID>
- VLAN IDを指定します。指定できるVLAN IDの値の範囲は,1〜4095です。指定できるVLAN IDの値の範囲は,「運用コマンドレファレンス Vol.1 1.3(3) [パラメータ]」を参照してください。
- <VLAN Name>
- 構成定義で指定したTag-VLAN連携回線名称を指定します。
[使用者レベル]
一般ユーザ
[実行例]
なし
[表示説明]
なし
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表7-15 clear vllコマンドのメッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute this command with interface -- <VLAN Name>. 指定インタフェースでこのコマンドを実行することはできません。 Can't execute this command with VLAN ID -- <VLAN ID>. 指定VLAN IDでこのコマンドを実行することはできません。 Not operational NIF -- <NIF No.>. 実行可能なNIFではありません。 Not operational LINE -- <LINE No.>. 実行可能なLINEではありません。 Bandwidth control is not configured. 64VLL帯域制御が定義されていません。構成定義を確認してください。 Illegal NIF -- <NIF No.>. NIF番号が不正です。 No such interface -- <VLAN Name>. 指定インタフェースはありません。 Disconnected RP -- <RP No.>. RPが未実装またはRPがクローズされています。 Can't execute. その他の要因で実行できません。
[注意事項]
なし
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