運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
採取した通信相手単位フレームトレースを消去します。
[入力形式]
clear trace wanpeer {<Peer Name> | <Group Name>}
[パラメータ]
- <Peer Name>
- 対象通信相手名称を指定します。
- <Group Name>
- 対象グループ名称を指定します。ただし,ブロードキャスト型ネットワーク構成時の<Group Name>は通信相手を特定できないため,指定できません
[使用者レベル]
一般ユーザ
[実行例]
なし
[ユーザ通信への影響]
あり
[応答メッセージ]
表22-23 clear trace wanpeerコマンドのメッセージ一覧
メッセージ 内容・対策 Can't execute this command in standby rm. このコマンドは待機系RM上では実行できません。 Command busy(engaged by other user). 他のユーザがコマンド使用中です。再度入力してみてください。 No configuration Peer {<Peer Name> | <Group Name>. 指定ISDN通信相手は未定義です。
<Peer Name>ISDN通信相手名称
<Group Name>BOD構成のグループ名称Not operational Peer {<Peer Name> | <Group Name>. 指定ISDN通信相手は運用状態ではありません。
<Peer Name>ISDN通信相手名称
<Group Name>BOD構成のグループ名称Invalid name <name>. 無効な名称指定です。(トンネルインタフェース指定) Can't execute. 他の要因で実行できません。
[注意事項]
- トレース機能を利用したインタフェースの中継機能は数パーセント低下します。
- トレーススタート,ストップ後またはトレーススタート,表示後に表示を実行できません。
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