運用コマンドレファレンス Vol.1

free(PPPoE Session)

［機能］

closeコマンドで一時的に設定したPPPoE Sessionインタフェースの閉塞状態を運用状態に戻します。

［入力形式］

free <Session Name>
free interface <Name>

［パラメータ］

<Session Name>

PPPoE Session名称を指定します。

interface <Name>

IP構成定義情報で指定したインタフェース名称を指定します。

［使用者レベル］

一般ユーザ

［実行例］

PPPoE SessionインタフェースTokyoISP1を運用状態にする。
> free TokyoISP1
>

［ユーザ通信への影響］

なし

［応答メッセージ］

表19-5　free(PPPoE Session)コマンドのメッセージ一覧

メッセージ内容

interface <Interface Name>:administratively freed. 指定インタフェースをフリーしました。<Interface Name> インタフェース名

Can't execute command for interface router インタフェース「router」に対してコマンドは実行できません。

No such interface -- <Interface Name>. 指定インタフェース名は見つかりません。<Interface Name> インタフェース名

Disconnected interface <Interface Name>. 指定インタフェースは未実装です。<Interface Name> インタフェース名

Can't execute this command in standby rm. このコマンドは待機系RM上では実行できません。

Socket open error ソケットの生成に失敗しました。

Invalid name <name>. 無効な名称指定です。（トンネルインタフェース指定）

Can't execute. その他の要因で実行できません。

メッセージ	内容
interface <Interface Name>:administratively freed.	指定インタフェースをフリーしました。<Interface Name> インタフェース名
Can't execute command for interface router	インタフェース「router」に対してコマンドは実行できません。
No such interface -- <Interface Name>.	指定インタフェース名は見つかりません。<Interface Name> インタフェース名
Disconnected interface <Interface Name>.	指定インタフェースは未実装です。<Interface Name> インタフェース名
Can't execute this command in standby rm.	このコマンドは待機系RM上では実行できません。
Socket open error	ソケットの生成に失敗しました。
Invalid name <name>.	無効な名称指定です。（トンネルインタフェース指定）
Can't execute.	その他の要因で実行できません。

［注意事項］

本コマンドを使用する場合は，セッション名(インタフェース名)だけの指定となります。

本コマンドを使用してもメモリ上に記憶された運用構成定義情報は変更されません。

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