運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
RPダンプの採取範囲を設定します。
[入力形式]
set dump {normal | expansion}
[パラメータ]
- normal
- 標準のメモリダンプ採取を指定します。
- expansion
- 標準+拡張のメモリダンプ採取を指定します。
[使用者レベル]
一般ユーザ
[実行例]
RPダンプの採取範囲を標準+拡張に設定します。
> set dump expansion
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表15-5 set dumpコマンドのメッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute this command in standby rm. 待機系RMでこのコマンドは実行できません。 Can't execute dump command(other dump executing). 他のダンプ処理実行中です。 Can't execute. その他の要因で実行できません。
[注意事項]
- 初期時のRPのメモリダンプ採取範囲は,標準のメモリダンプ採取に設定されています。
- RPメモリダンプ採取範囲の設定はMCに書き込まれるため,いったん設定したあとは電源オフ/オンしてもMCに設定した採取範囲にしたがって運用します。
- 拡張のPRUメモリダンプ採取を指定した場合,標準のメモリダンプ採取を指定した場合に比べてRPの再起動に時間がかかります。
- show dump statusで,拡張RPメモリダンプで採取する範囲を確認することができます。
- 本コマンドでexpansionを指定した場合,予備MCにMCが実装されていることを確認してください。実装されていない場合,拡張RPメモリダンプは採取されません。
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