構成定義コマンドレファレンス Vol.1
構成定義コマンドモードを終了して運用コマンドモードに戻ります。
[入力形式]
end
[パラメータ]
なし
[入力例]
- 構成定義コマンドモードを終了します。
(config)# end #
[関連コマンド]
save
apply
[注意事項]
- 構成定義情報ファイルをMCにセーブしないで,endコマンドを使って一時的に構成定義コマンドモードを終了できます。このとき,構成定義情報ファイルは編集途中の状態のままになっていますので,構成定義の編集後セーブしてください。
- 装置の電源投入時に現用構成定義情報ファイル(/config/router.cnf)がメモリ上に読み込まれ,定義された内容に従って運用を開始します。パラメータを省略した場合はメモリ上に記憶された運用構成定義情報が編集の対象になります。メモリ上に記憶された運用構成定義情報を編集後,MCにセーブしなかった場合,装置が再起動すると編集した構成定義が失われますのでご注意ください。編集後saveコマンドでMCにセーブすることをお勧めします。
- 構成定義情報を編集したあと,MCにセーブしないでendコマンドを実行した場合,確認メッセージが表示されます。
- メモリ上に記憶した運用構成定義情報を編集したあと,MCにセーブしないでendコマンドを実行して構成定義コマンドモードを終了した場合,MCの現用構成定義情報ファイルと運用構成定義情報が異なります。そのため,再度運用構成定義情報を編集しendコマンドを実行したときも,確認メッセージが表示されます。
- 構成定義情報ファイルを編集中に系交替が発生した場合,構成定義情報の編集は自動で終了します。予備構成定義情報ファイルを編集中の場合は編集した構成定義が失われますので,saveコマンドを使用して定期的に保存することをお勧めします。
- statusコマンドを使用すると,編集中の構成定義の状態を知ることができます。
- IPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報の変更を行い,applyコマンドを実行していない場合,本コマンドを入力するとコマンドの実行前にapplyコマンドを自動で実行し,変更したIPルーティングプロトコル情報,IPマルチキャストルーティングプロトコル情報が運用に反映されます。
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