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自治体ネットワーク

地方自治体にとって、ネットワークの障害は、住民に対する公共サービスの提供を停滞させかねない大問題です。特に個人情報保護法が定着した昨今、ネットワーク上で住民の個人情報を大量にやり取りする自治体でも、セキュアなデータ通信が最優先の課題となっています。

住民情報系ネットワークの構築では、国が定めたガイドラインにより、通常の業務ネットワークと分離することが義務付けられています。しかし、住民情報系ネットワークと内部事務系ネットワークを別々に構築することは財政負担面から見て大きな課題となっています。個人情報を守るためにネットワークを2系統に分けた上、それぞれを2台の装置で冗長化すると、合計4台もの構成となることから相当の予算が必要となり、運用の複雑化も招きます。また、装置4台分の設置スペースと電気容量の確保に迫られ、コスト的にも省エネ的にもデメリットが多くなるばかりです。

自治体ネットワークのポイント

住民情報系ネットワークのセキュリティを仮想化技術で確保

住民情報系ネットワークと内部事務系ネットワークを、独立性と信頼性を維持したままスイッチ1台で構成する手段として、アラクサラはネットワークを仮想化する「ネットワーク・パーティション」を用意しています。仮想ネットワークは、内部を論理的に分割できるため、外部からだけでなく内部事務系ネットワークから住民情報系ネットワークへの不正侵入ができません。

地域公共ネットワークや情報ハイウェイを安価に実現

自治体が提供する教育・防災・医療などのサービスや、住民・企業などを収容するためのインフラとして敷設されているネットワークには、セキュリティとコストの両立が求められます。アラクサラでは「ネットワーク・パーティション」と「アラクサラリング」を組み合わせることで課題を解決するとともに、高速で安定したネットワークインフラの提供を可能にしています。

コアスイッチ削減で省スペース・省エネを促進

さらに、アラクサラはスイッチの管理台数を削減しながら冗長化を実現する「フォールト・トレラント・スイッチ」を提供しています。これは、1台のスイッチに2台分の装置を実装する独自の技術で、上記のネットワーク・パーティションと組み合わせれば、4台のコアスイッチを1台に集約することも可能です。これにより、スイッチの管理コストが大幅に低減されると共に、省スペース化と省エネが同時に実現します。

ネットワークダウンの原因となるループ障害に自動対応

職員のケーブル誤接続によるL2ループも、アラクサラのスイッチは自動検知してネットワークのダウンを防止するので、高い信頼性を維持したネットワーク運用が可能になります。

節電対策に抜群の効果を発揮するアラクサラのスイッチ

アラクサラの「ダイナミック省電力システム」の機能を使うことで、サービス提供時間外の無駄な電力をカットすることができます。これにより、照明やエアコンで日常的に行っている、使用しない場合には電力をオフにするという節電効果を、ネットワークでも得ることができます。

ネットワーク機器の長期安定稼動ニーズに対応

メーカのサポート期限が切れてしまうので、まだ使える機器を新しく入れ替える・・・これってモッタイナイと感じたことはありませんか?アラクサラの「ロングライフソリューション」なら、最長10年までのメーカサポートを提供できるので、機器を長く使ってライフサイクルコストの大幅な削減が可能になり、モッタイナイという課題を解決することができます。

ネットワーク構成イメージ

県庁のネットワークイメージ

市役所/区役所のネットワークイメージ

ネットワークの適用例

大規模 中規模 小規模
スター型ネットワーク
・大規模:本庁舎
・中規模:出先機関/支所/出張所(中)
・小規模:出先機関/支所/出張所(小)
リング型ネットワーク
・大規模:情報ハイウェイ、地域イントラネット
・小規模:ビル内接続
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