
現在、金融分野をはじめ、公共サービス、交通・物流、そして業務システムにいたるまで、多くのシステムが「止まらない」ことを要求されています。もし障害が起きた場合、社会や企業へ与えるダメージは計りしれません。従来の無停止システムは、STPなどのプロトコルによる冗長化が主流ですが、ネットワークがますます複雑になり、逆にトラブルの多発原因となっています。アラクサラネットワークスでは、複雑化によるトラブルを一気に解消するための新しいアプローチであるフォールト・トレラント・ネットワーク(FTネットワーク)をはじめ、信頼性を高めるテクノロジーを提供しています。
AXシリーズは、ネットワークの複雑化を回避するアプローチとして、フォールト・トレラント・スイッチ(FTスイッチ)による冗長ネットワークを実現できます。これは、装置の可用性を高め、システムレベルで安定性を確保する新発想です。
スイッチ1台に2台分の装置を実装することで、プロトコル組み合わせの複雑さによるトラブルを解決したシンプルな冗長ネットワークを実現します。

アラクサラリングプロトコル(以下 リングプロトコル)とは、スイッチをリング状に接続したネットワークでの障害検出と、それに伴う経路切り替えを高速に行うレイヤ2の冗長化プロトコルです。
レイヤ2ネットワークの冗長化プロトコルとしてはスパニングツリープロトコル(STP)が一般的に利用されていますが、障害発生時の経路切り替え時間が長くなってしまうという欠点があります。これに対しリングプロトコルでは、障害発生時の経路切り替えが高速(最短50msec)になります。またトポロジーがリング状となるため、スター型のネットワークに比べて、ケーブルおよびインタフェースの必要量が少なくて済むという利点もあります。

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