AXシリーズを基盤に使いネットワーククオリティの向上を実現するソリューション群を提供
ネットワークサービスの価格低下や機能の充実、さらにはIP電話やTV会議などの普及により、IPネットワークの利用がますます広がっています。しかし、その一方、ネットワーク機器のトラブルをはじめ、セキュリティの脆弱性やトラフィックの適正なコントロールなど、ネットワークを安定的に運用するための様々な課題が数多く見られるようになってきました。 セキュリティに関しては、内部統制体制の確立や情報漏えい事件を背景に、認証・検疫ネットワークといった新たな手法を取り入れる企業も増えています。ここでは、快適で安心して利用できる高品質なネットワークインフラを提供するAXシリーズを基盤として構成されるソリューションブランド「QUALINET」をご紹介します。
SCSKが提供するソリューション「QUALINET(クオリネ)」は、より高いステージのネットワークを実現すべく、品質向上に必要なすべての要素を包括する枠組みです。
24時間365日止まらないミッションクリティカル・ネットワーク、セキュリティの信頼性を高める、認証・検疫ソリューション、企業の社会的責任とも言えるグリーンIT化、ネットワークの見える化を実現するSLM(Service Level Management)、そしてインフラとしては欠かせない条件である通信保護・安定通信ソリューションなど5つのソリューションで構成され、それぞれの企業・組織が抱える課題を解決、安心して利用できるネットワーク構築をサポートします。

SLMソリューションとしてネットワークモニタリングによる通信可視化が注目されています。ネットワークで何が起きているのかを把握するためには、ネットワークを流通している情報のすべてを記録し、分析する必要があります。それを実現するのが「NetVCR」「NetDetector」であり、AXシリーズとの連携で高い安定性と高度なネットワークモニタリング環境を構築し、24時間365日安心のネットワーク環境を提供します。
NetVCRは、ネットワーク・パフォーマンスやバーストトラフィックの調査を行うソリューションです。長期間、リアルタイムでパケットを観測・保存するほか、突発的に起きたトラフィック情報やパケット情報を抽出して解析しトラブルシューティングに有効です。また、現在のネットワーク状況の把握から、将来のネットワーク機器やサーバ機器の拡張計画をたてる際(キャパシティ・プランニング)にも活用できます。
NetDetectorは、ネットワークの不正アクセスや情報漏えい対策など、セキュリティに軸足を置いたソリューションです。ネットワークを流れるすべてのパケットを保存、解析できるので、不正通信のモニタリングに活用でき、トラフィックの可視化にも寄与します。トラフィックの状態を可視化することで、ネットワーク感染型ウイルスやバッファ・オーバーフロー攻撃など、不正通信の状況の把握、証跡化にも利用できます。また、任意の時間帯でアプリケーションの再現や通信データの生成もできるので、不正を特定することが可能です。
これらのソリューションはアプライアンスで提供されており、キャプチャ・収集・解析・バックアップまでワンストップで提供します。既存のネットワークにも簡単に導入・運用することができるため、多くの企業で導入されています。
通信保護、安定通信ソリューションの中でも、特に顕著に伸長しているのが帯域制御の領域です。同一ネットワーク上に業務システム、インターネット、映像・音声などのトラフィックが混在しているケースは多く、それぞれが負荷をかけ合うことで通信品質の低下を生んでいます。「PureFlow GS1シリーズ」は帯域制御装置の1つで、トラフィックをコントロールし、通信品質を保ちます。PureFlow GS1シリーズが優れている点は、高精度帯域制御エンジンにより、バースト状態のパケットも、理想的なタイミングに調整し、ストリーミングやテレビ会議システムなどを使用中に起きる、パケットロスによる通信品質の低下(中断や停滞)も、回避できます。
また、PureFlow GS1シリーズを導入すれば、情報系トラフィックを抑え、基幹系トラフィックを優先するといったコントロールも可能で、繁忙期でも回線容量を増やさず安定した通信を実現することができるようになります。
AXシリーズで構築した高信頼の止まらないネットワーク基盤をさらに効率的に利用できる仕組みを整えることで、通信品質の低下による業務の停止や遅延を避けることができると同時に、コスト削減にも寄与します。

QUALINETでは、ネットワーク認証・検疫セキュリティやネットワークグリーンIT化に備えるソリューションも用意されています。
検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter」やログ管理サーバ「LOG@Adapter」とAXシリーズのトリプル認証(802.1x認証、Web認証、MAC認証)の連携によるネットワーク認証・検疫ソリューションを利用することで、情報漏えいリスクの低減や不正アクセスの抑制、内部統制の強化などを実現します。QuOLA@Adapterは、クライアントにソフトウェアが不要な検疫に特化した専用アプライアンスで、コストパフォーマンスの高さが特徴です。LOG@Adapterは、各機器のSyslog (AXシリーズの認証ログやQuOLA@Adapterの検疫ログなど)を一元管理して、簡単にネットワークの利用状況「いつ・どこで・だれが・どのように」を把握することができます。
さらに、本格的なIT化に伴い、社会で扱う情報量はますます増大し、ネットワーク機器の高速化・大容量化が求められる一方、台数も大幅に増加するため、機器自身の省電力化も重要な課題となっています。ITシステムのユーザー企業・組織においても、ランニングコスト低減はもとより、環境負荷の低減に寄与するという社会的責任から、利用する機器やシステム全体の低消費電力や発熱低減を考慮するべき時期になりました。
AXシリーズは機器自身の低消費電力化とダイナミック省電力によるネットワークシステムの省電力化を提供します。QUALINETは、AXシリーズを中心にパワーコントロール/パフォーマンスコントロールを行うネットワークシステムで、グリーンIT化を提案します。
このように5つのアプローチで企業・組織の課題を解決するQUALINETの各ソリューションを支えるのが高信頼なネットワーク基盤を提供するアラクサラのAXシリーズです。QUALINETは、ミッションクリティカルな環境、セキュリティを求める環境で、それぞれのお客様の要求にあった快適で安心なネットワーク構築をサポートしています。