トリプルプレイ対応の階層化シェーパボードを提供
~ミッドレンジスイッチAX6000Sファミリのトラフィック制御機能を強化~
2008年5月30日
アラクサラネットワークス株式会社
アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)は、ミッドレンジスイッチAX6000Sファミリ向けに、データ、音声、動画の混在するネットワーク構築に最適で、高度なトラフィック制御を実現する「階層化シェーパボード」を7月中旬より出荷開始いたします。
現在、企業や官公庁、教育機関などでは、テレビ会議システム、動画配信システムなど、映像を利用するサービスのIPネットワーク化が急速に進展しています。これに伴い、ネットワーク上には、データ、音声、動画といった特性の異なる通信トラフィックが混在することが一般的になりつつあります。このような、いわゆる「トリプルプレイ*1」サービスを実現するためには、特性の異なる複数の通信トラフィックに対して、適切なトラフィック制御*2を行えることが、ネットワークにとっての必須条件となっています。
今回提供する階層化シェーパボードの特長は、
階層化シェーパボードを利用すると、多階層でのトラフィック制御が行えることにより、例えば、ユーザ毎に使用できる通信帯域を決めた上で、さらに各ユーザのアプリケーション毎(Web閲覧、IP電話、テレビ(デスクトップ)会議など)に、細かく通信帯域を割当てることが可能となります。また、遅延が少ないため、IP電話やテレビ会議といったアプリケーションにおいても、高品質のサービスが実現できます。従来、階層化シェーパ機能は、当社の通信事業者向けのハイエンドルータに実装し、好評を得ておりましたが、企業内のトリプルプレイサービスの実現を可能とするため、ミッドレンジスイッチAX6000Sファミリにも同等の機能を搭載いたしました。
今回提供する階層化シェーパボードは、搭載する機種に応じて、機能/性能の異なる二種類となっております(「階層化シェーパボード諸元」参照)
アラクサラでは、階層化シェーパボードを、通信帯域保証サービスの強化された、NGN (Next Generation Network) サービスとの組合せにより、企業や官公庁、教育機関などで、快適なネットワークサービスを実現する「ビジネスNGN」のためのソリューションのひとつとして位置づけて、拡販して行きます。
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。
会社名 | アラクサラネットワークス株式会社 |
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設立日 | 2004年10月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 和田 宏行 |
資本金 | 55億円 |
所在地 | 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟 |
従業員数 | 約320名 (2008年3月末現在) |
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