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アラクサラネットワークスが日伊国際シンポジウムで国際ネットワーク接続をサポート

2006年12月6日
アラクサラネットワークス株式会社

アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)は、本日開催されます第2回日伊国際シンポジウムにおいて、日本会場のイタリア文化会館(東京九段)とイタリア会場のトスカーナ州本部(フィレンツェ)を結ぶ国際ネットワーク接続をサポートいたします。

日伊国際シンポジウムは、イタリア大使館、イタリア文化会館、トスカーナ州(イタリア)、Digital Ambassadorship Committee*1の主催によるシンポジウムで、昨年に続き第2回となる本年は「創造と再生」というテーマの下、「文化」のもつ「創造力」や「多様性」を、最先端技術を用いていかにして豊かな社会のために活用して行くかを目的とし、その方策や経験、将来展望について、学術、芸術、技術等、各分野のスペシャリストによる発表や意見交換を通じて、人的交流を広げ、日伊の相互理解を深める場として開催されるものです。

今回は、日本とイタリアの両国での二元開催となり、日伊両国の会場を国際ネットワークで接続した、遠隔シンポジウムの形式で開催されます。この両会場間を結ぶ高速ネットワークは、日本の学術用高速ネットワークであるJGN2*2及びWIDEプロジェクト*3とイタリアの学術用高速ネットワークであるGARR*4及びイタリアの地域高速ネットワークであるRTRT*5を結んで実現するもので、アラクサラはWIDEプロジェクトと協力して、今回の接続に用いる機器の提供と運用支援を行います。

遠隔シンポジウムの実施にあたっては、円滑なコミュニケーションを実現するために、臨場感やリアリティが重要となり、高品位な映像やコンテンツを高速かつ高品質で伝送するネットワークが重要な役割を果たします。このようなネットワークサポートの実現のために、アラクサラは、

  • コンパクト・ギガビットスイッチAX3630Sなどのネットワーク機器
  • 国際ネットワーク接続構築の技術支援
  • 会期中の運用支援

などを提供するものです。

アラクサラは企業理念として「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献する」ことを目指しており、今回のシンポジウムではその理念の実現のために、ネットワークインフラストラクチャのサポートを提供するものです。

*1
Digital Ambassadorship Committee:
Digital Ambassadorship Committeeとは、日伊共同メンバーからなるDigital Ambassadorship Project推進のための委員会である。Digital Ambassadorship Projectとは、最先端のデジタル技術を文化創造や文化活動に活かし、都市間や国家間の交流を推進するとともに、都市再生や新産業、雇用の創出を目指す構想である。
*2
JGN2:
JGN2は、1999年4月から2004年3月まで運用されたJGN(Japan Gigabit Network:研究開発用ギガビットネットワーク) を発展させた新たな超高速・高機能研究開発テストベッドネットワークとして、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用するオープンなテストベッドネットワーク環境である。産・学・官・地域などと連携し、次世代ネットワーク関連技術の一層の高度化や多彩なアプリケーションの開発など、基礎的・基盤的な研究開発から実証実験まで推進することを目指している。
*3
WIDEプロジェクト:
WIDE(Widely Integrated Distributed Environment) プロジェクトは、大学や企業など100を超える団体が協力して、オペレーティングシステム技術と通信技術を基盤とした新しいコンピュータ環境の確立を目的として活動している研究プロジェクト。WIDEプロジェクトの基本理念は「地球上のすべてのコンピュータに接続し、人や社会の役に立つ分散システムを構築する。そのために必要な課題と問題点を追求する」こと。この理念に基づいて、常に近い将来を見据えた次世代技術の研究を行っている。
*4
GARR:
GARR(Gestione Amplimento Rete Ricerca)はイタリアの学術研究ネットワーク管理団体であり、イタリアの学術研究コミュニティをヨーロッパや世界各国の学術研究ネットワークやインターネットと相互接続させることを目的とする。
*5
RTRT:
RTRT(Rete Telematica Regionale Toscana)は、イタリアトスカーナ州の地域ネットワーク管理団体である。

日伊国際シンポジウムについて

開催日時
2006年12月6日(水) 14:00-20:00(日本時間/日本会場)
場所
日本会場:イタリア文化会館(東京九段)
イタリア会場:トスカーナ州本部 Tuscany Region Headquarters (フィレンツェ)
主催
在日イタリア大使館、イタリア文化会館、トスカーナ州、
Digital Ambassadorship Committee、他
後援
外務省、経済産業省、朝日新聞社、フィレンツェ市、フィレンツェ大学(MICC)、他
協力
WIDEプロジェクト、GARR(伊)、RTRT(伊)、独立行政法人情報通信研究機構、株式会社日立製作所、株式会社日立コミュニケーションテクノロジー、アラクサラネットワークス株式会社、他

アラクサラネットワークス株式会社について

アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。

アラクサラネットワークス株式会社について
会社名 アラクサラネットワークス株式会社
設立日 2004年10月1日
代表者 代表取締役社長 和田 宏行
資本金 55億円
所在地 神奈川県川崎市幸区鹿島田890  新川崎三井ビル西棟
従業員数 約340名  (2006年3月末現在)
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製品に関するお問い合わせ先

アラクサラネットワークス株式会社 営業本部

報道機関お問い合わせ先

アラクサラネットワークス株式会社 広報担当【担当:新井】

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