アラクサラネットワークスがネットワーク運用・管理の自動化を支援する
「オープン・オートノミック・ネットワーキング(OAN)」を発表
2006年2月8日
アラクサラネットワークス株式会社
アラクサラネットワークス株式会社(代表取締役社長 和田宏行 以下アラクサラ)は、企業理念である「ギャランティード・ネットワーク」に基づき、「ITシステムとの連携」および「ネットワーク運用・管理の自動化」による運用効率向上やTCO削減、「ビジネスパートナーとの連携」による新たな価値の創生を目指した「オープン・オートノミック・ネットワーキング(以下OAN)」コンセプトを提唱するとともに、第一弾の取組みとして「OAN」の基盤技術となる「Open Networking - Application Program Interface(以下ON-API)」を2006年4月1日から提供します。
インターネット技術を活用したビジネスの普及により、ITシステムを構成する、サーバ、ストレージ、ネットワーク、アプリケーション等に障害が発生した場合、単なるコンポ-ネントの障害ではなく、ビジネスの停止という企業活動に影響を与える事態となり、24時間365日安定稼働するITシステムの構築はビジネスを推進する上で必要不可欠になっています。
また、ビジネスの拡大によるITシステムの大規模化や他社優位性の確立の為、ITシステムを構成する各コンポーネントの高機能・高性能化、新技術の取込み、製品ライフサイクルの短期化といったITシステムの高度化がますます進んでいます。
このように急速な変化を遂げるITシステムでは、新しい技術や機能の習得、機器の入替に対応した操作の理解といった技術面、機器の操作が変わることでの運用方式の変更やITシステム運用中の機器の入替といった運用面に加え、システム規模の拡大による作業の増加も加わり、操作ミスや確認の漏れ、決められた手順で作業が終わらない等、運用者に対する負荷の増大を招いており、ITシステムの安定稼働に支障をきたす事態を引き起こしています。
アラクサラはこのたび、お客様のビジネスを安心・安全に遂行することの出来る「ギャランティード・ネットワーク」の企業理念に基づき、下記のことを目的とした「OAN」コンセプトを提唱しました。
ON-APIは、「OAN」コンセプトを支える以下の特長を備えた基盤技術です。
アラクサラでは、「ON-API」として規定した実装標準を国内外の各種標準化団体に提案していくとともに、アラクサラ自身も「ON-API」を活用したソリューションを開発する事で「OAN」の普及促進を図ります。
また、「OAN」コンセプトに協賛いただけるソフトウェアベンダー、ハードウェア/ネットワーク機器ベンダー、ソリューションベンダーなどのパートナーとともに、安全・安心して利用できる「ギャランティード・ネットワーク」の普及促進を図ります。
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