IPv6ルーティング
全般
- IPv4とIPv6の混在ルーティングは可能ですか?
- Router IDにIPv6アドレスが入りません。どうしてですか?
- 各ルーティングプロトコルのプリファレンス値を教えて下さい。
- マルチパスは何本まで設定できますか?
- 高速経路切替機能とはどんな機能ですか?
- ループバックアドレス(IPv6)は経路集約の対象ですか?
- IPv6ポリシールーティング(ポリシーベースルーティング)のパケット処理は、ハードウェア処理ですか?それともソフトウェア処理ですか?
- nullインターフェース宛の経路を再配布対象から外す事は出来ますか?
- Q1
- IPv4とIPv6の混在ルーティングは可能ですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S - A1
- 混在してルーティングする事が可能です。
IPv4とIPv6でそれぞれ独立したルーティングテーブルを持ち、ルーティングを行います。
IPv4のみと収容条件が異なりますので、移行の際はマニュアルで収容条件をご確認ください。
- Q2
- Router IDにIPv6アドレスが入りません。どうしてですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S - A2
- Router IDは、ルータを識別する為の4オクテットの任意の値を指定する項目でありIPアドレスとは関係ありません。
※Router IDが重複しないように各装置毎に固有に設定してください。
- Q3
- 各ルーティングプロトコルのプリファレンス値を教えて下さい。
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S - A3
- 各プロトコルのプリファレンス(ディスタンス)のデフォルト値は以下の通りです。
- AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX5400Sの場合(プリファレンス値):
0: 直結経路 ※固定値です
10: OSPFv3のAS内経路 ※AX2000Rでは固定値です
15: IS-ISの内部経路
20: BGP4+のデフォルト経路
60: スタティック経路
100: RIPng経路
130: 集約経路
150: OSPFv3のAS外経路
160: IS-ISの外部経路
170: BGP4+経路 - AX6700S AX6300S AX3600Sの場合(ディスタンス値):
0: 直結経路 ※固定値です
2: スタティック経路
20: BGP4+の外部ピア学習経路
110: OSPFv3のAS内経路
110: OSPFv3のAS外経路
120: RIPng経路
200: BGP4+の内部ピア学習経路
200: BGP4+のメンバーAS間ピア学習経路
- AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX5400Sの場合(プリファレンス値):
- Q4
- マルチパスは何本まで設定できますか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S - A4
- 16本までマルチパスの設定が可能です。
スタティック、OSPFv3、BGP4+、IS-ISでご利用できます。
※使用するプロトコルにより、モデルの選定やオプションライセンスを追加して下さい。
ご利用にあたりましては、以下の項目にご注意下さい。- Hash計算によりパスを決定するため、必ずしも等配分のマルチパスにはなりません。
- 出力帯域を超えたパケットは、他のパスに振り分けられず廃棄します。
- Q5
- 高速経路切替機能とはどんな機能ですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S - A5
- 高速経路切替機能は、同一の宛先を持つ複数の経路が存在する場合に、最も優先度が高い経路情報(第1優先経路と呼ぶ)と、第1優先経路の次に優先される経路(第2優先経路と呼ぶ)をあらかじめルーティングテーブルに登録しておき,インタフェースダウンなどによって第1優先経路が使用不可能になったとき,素早く第2優先経路をフォワーディングテーブルに登録することで、通信停止時間の短縮を図る機能です。
スタティックやRIPng/OSPFv3/BGP4+/IS-ISのプロトコルを組み合わせる事ができます。
- Q6
- ループバックアドレス(IPv6)は経路集約の対象ですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S - A6
- いいえ。
ループバックアドレス(IPv6)は経路集約の対象外です。
- Q7
- IPv6ポリシールーティング(ポリシーベースルーティング)のパケット処理は、ハードウェア処理ですか?それともソフトウェア処理ですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S - A7
- ポリシールーティング(ポリシーベースルーティング)は、ハードウェア処理となります。
- Q8
- nullインターフェース宛の経路を再配布対象から外す事は出来ますか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S - A8
- 以下の通り設定を行う事で実現可能です。
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX5400Sの場合:
経路フィルタで「interface null」と指定し、null宛の経路をdrop指定する事で再配布を抑止します。
設定例)
route-filter name RIP-OUT
seq 100 match proto static interface null
seq 100 drop
AX6700S AX6300S AX3600Sの場合:
route-mapで、「interface null」と指定し、null宛の経路をdeny指定する事で再配布を抑止します。
設定例)
route-map RIP-OUT deny 10
match interface null 0
