運用
NTP
- NTPのサポートバージョンを教えて下さい。
- AX7800SとAX2000RではNTPクライアント機能に差分がありますか?
- AXシリーズをNTPサーバとした場合、最大のクライアント数を教えて下さい。
- 複数のNTPサーバを指定することはできますか?
- serverとpeerでクライアント数に差分はありますか?
- 特定のクライアントからのNTPアクセスを禁止することは可能ですか?
- NTPは何段まで構成可能ですか?
- NTPの設定に[ntp server]と[ntp peer]とありますが、どちらを設定すればよいですか?
- NTPサーバとのリンクが切断されると、SNMP・Syslog機能に影響はありますか?
- Q1
- NTPのサポートバージョンを教えて下さい。
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S - A1
- AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX5400Sの場合:
NTP Version 1,2,3をサポートします。
AX6700S AX6300S AX3600S AX2400Sの場合:
NTP Version 1,2,3,4をサポートします。
- Q2
- AX7800SとAX2000RではNTPクライアント機能に差分がありますか?
対象製品:
AX7800R AX2000R AX7800S AX5400S - A2
- AX7800シリーズ/AX5400SとAX2000Rではclock dispersion値のチェック方法に差分があります。
AX2000Rでは本値が1秒より大きい場合、信頼できないNTPサーバとみなし同期を行いません。
上位シャーシモデルでは本チェックを1秒以上の場合でも同期対象とします。
- Q3
- AXシリーズをNTPサーバとした場合、最大のクライアント数を教えて下さい。
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S - A3
- AXシリーズをNTPサーバとした場合の最大クライアント数は10台までです。
10台以上のクライアントと同期を行った場合、CPU高負荷の原因となる場合がありますのでご注意ください。
- Q4
- 複数のNTPサーバを指定することはできますか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S - A4
- AXシリーズでは複数のNTPを指定することができます。
ただし、複数のサーバと同期されている状態で1つのNTPサーバの時間が大きくずれた場合(1000秒)、指定しているサーバでどのサーバが正しい時間を示しているのかがわからなくなるため、全てのサーバと同期をしなくなります。
- Q5
- serverとpeerでクライアント数に差分はありますか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S - A5
- 差分はありません。
「ntp server」「ntp peer」共に、クライアント数の推奨値は10台です。
- Q6
- 特定のクライアントからのNTPアクセスを禁止することは可能ですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S - A6
- AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX5400Sの場合:
「ntp restrict 0.0.0.0 ignore」(全NTP否定)を設定して、NTP server/peerのアドレスを「ntp restrict (server/peer address)」で全否定から外してください。
Ver.09-03以前の場合はIP Loopbackアドレス 127.0.0.1を否定リストから除外してください。
運用コマンド「show ntp status」がエラーになります。
設定例
ntp server 192.168.0.1
ntp restrict 0.0.0.0 ignore
ntp restrict 127.0.0.1
ntp restrict 192.168.0.1
AX6700S AX6300S AX3600S AX2400Sの場合:
「ntp access-group」を利用して制限を加えてください。
- Q7
- NTPは何段まで構成可能ですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S - A7
- GPS(時刻源)を1段目と数えて最大15段まで同期可能です。
16段目を超えた場合は時間同期が出来ません。(stratum 15以上のNTPサーバとは同期をしません)
- Q8
- NTPの設定に[ntp server]と[ntp peer]とありますが、どちらを設定すればよいですか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S - A8
- NTPの時刻合わせのモードに、クライアント/サーバモードと、対象アクティブ/パッシブモードがあります。
クライアント/サーバモードを利用する際は、[ntp server]コマンドで設定し、対象アクティブ/パッシブモードを利用する際は、[ntp peer]コマンドを利用します。
(補足) クライアント/サーバ モードは、クライアントがサーバの時刻に合わせます。
対象アクティブ/パッシブモードは、Stratum値の大小関係を比較して、値の大きい機器が値の小さい方の機器の時刻へ合わせます。
※対象アクティブ/パッシブモードは、相互にpeerの設定をする必要があります。
- Q9
- NTPサーバとのリンクが切断されると、SNMP・Syslog機能に影響はありますか?
対象製品:
AX7800R AX7700R AX2000R AX7800S AX6700S AX6300S AX5400S AX3600S AX2400S AX1200S - A9
- NTPサーバとの同期が取れなかった事により、SNMP(MIB操作、トラップ発行)やSyslogの機能に影響する事はありません。
但し、イベントが発生した際にメッセージログに刻まれる時刻は、装置の内部時計から取得した時刻で記録されます。
その為、非同期時間が長くなるほど、実時間とログに刻まれる時刻に差が大きくなる可能性があります。
